その他の取り組み

その他の取り組み

海草のマッピングと保護を目的としたその他の取り組み

国際レベルの取り組み

国際的な海洋保護団体で、世界中の海洋研究者や科学者、教育者、ダイバーで構成されています。主な活動の1つが、生息域の回復と生物種の保護です。

海草生態系の保全に取り組む環境慈善団体で、海草のモニタリング、研究、教育、能力開発と幅広く活動しています。 PCやスマホで使えるアプリ“Seagrass Spotter”を使って、世界各地の藻場を見ることができます。

Seagrass-Watch Global Seagrass Observing Network(1998年設立)は、海草の状態や傾向を正確にモニタリングする非営利団体である。このネットワークでは、26カ国の418カ所で5914件以上の評価を実施し、何千人もの熱心な参加者が参加している。

リージョナル(地域)レベルの取り組み

EU H2020 資金提供プロジェクトで、 Earth Observation(地球観測)を基にした ユーザー関連の沿岸水域監視サービス の商用サービス・プラットフォームです。その製品の一つが、海草分布のマッピングです。

インド太平洋の海草とその関連漁業に関する共同研究を実施するためのネットワークです。

海洋環境の保護・保全に取り組み、科学への市民参加を歓迎しています。科学者は地中海上で調査船を使い、海草マッピング等さまざまな研究を行ってデータを収集しています。

西アフリカの藻場に関する知識を増やすことを目的としています。ResilienSEA による試験的な活動や新しい管理ツールは、各政府による地域の海草保護に役立てられています。

インドネシア、マダガスカル、マレーシア、モザンビーク、ソロモン諸島、スリランカ、東ティモール、バヌアツ、アブダビにおいて、ジュゴンとその生息域である藻場の保全を目的として、管理、研究、政策開発等の様々なプロジェクトが実施されています。

国・地元レベルの取り組み

タイのプリンス・オブ・ソンクラー大学。Worldview-2(WV-2)画像と現場サンプリングを組み合わせ、モンスーン期のタイ南部の海草種のタイプ及び被覆域、バイオマスをマッピングする能力を実証する研究です。

海洋生態学研究の一環として海草を調査し、これに関連する指標を開発しました。

ニューヨーク州の海域で発見した海草を報告するウェブサイトです。ニューヨーク州環境保護局による海草に関する市民科学調査。

ヨーロッパにある4つの重要な海洋生息域の状態を改善するための4年間のプロジェクトで、特にイギリスの5つの特別保護区(SACs)に重点を置いています。

フィリピン大学ディリマン校、応用測地学・写真測量トレーニングセンター、RRTフランシスコ。(第5回地理情報科学に関する国際会議– GeoAdvances2018(2018年10月10-11日、モロッコ、カサブランカ、写真測量・リモートセンシング・空間情報科学の国際アーカイブ、XLII-4/W12)。
参加型マッピングから得られたブルーカーボン生態系の状態と衛星画像から判別されたものを比較評価する、また目印(ランドマーク)との「相対的な近さ」が精度にどのように影響するかを評価する研究です。

衛星リモートセンシングと無人航空機 (UAV) を使用して沿岸環境の研究を行っています。 研究の一つは、Landsat-8 衛星画像を使用したギリシャ領海の海草マッピングです。

生物多様性科学者で構成される米国の非営利組織で、政策決定者に科学情報を提供しています。

海洋保護に取り組むポルトガル初の協同組合です。地元で漁業関連の仕事に従事する女性たちが藻場の保全を目指して活動しています。

ブルーマリン財団とモルディブ水中イニシアチブが2019年に開始した取り組みで、モルディブの海草の重要性と価値についての啓発活動を行っています。

ブリティッシュコロンビア州(カナダ)とワシントン州(米国)でアマモの再生及び管理、保全に取り組んでいます。

海草生態学・生理学研究グループは、海草生理学・生態学分野の研究に焦点を当てるため、2013年に設立されました。研究は、スウェーデンのストックホルム大学の生態環境植物科学科を通じて行われています。

クイーンズランド大学環境学部のリモートセンシング研究センター(RSRC)がコーディネートし、海草のマッピング及びモニタリングを行っています。クイーンズランド州モートン湾イースタンバンクスに生息する海草の生物物理学的特性を理解するプロジェクトです。

このプロジェクトは、テキサス大学海洋科学研究所(データ収集と統合)及びテキサス大学オースティン校水・環境センターの科学者と大学院生によって実施されています。

オーストラリアのジェームズクック大学関係者の研究グループで、海草生態学を含め学際的な研究活動を行っています。

NAILSMAは、オーストラリア北部全域で活動する先住民主導の非営利団体です。北オーストラリアにおいて先住民の土地及び海洋資源の管理を支援しています。彼らの開発した 「アイトラッカー」 アプリケーションを使用すると、先住民やレンジャーは海草の地図を作成して監視できます。

ユルディズ工科大学、科学研究プロジェクト事務局。研究グループは、音響システムを利用した海草のマッピング・検出に関する文献を調査しました。

海草に関するウェブサイトを当リストに掲載したい、または当リストに掲載されているウェブサイトを削除したい場合は、NOWPAP CEARACにご連絡ください。 info@mapseagrassl.org